2020年の初めに新型コロナが流行したのを機に、全世界が感染症に対して対抗策を講じるようになりました。そのため、感染症への対応に興味を持つ医療従事者も増えたのではないでしょうか。基本的に、新型コロナウィルスは飛沫感染や接触感染で人から人へ感染することが分かってきました。そして、感染すると、発熱や咳など、風邪のような症状が出たり、下痢や腹痛のような消化器の不調、そして味覚障害や嗅覚障害が出ると言われています。ただし、症状の程度は人それぞれで、無症状や軽症で済む人もいれば、人工呼吸器やECMOが必要となるほど重症の人まで様々ですが、無症状でも感染力が強いので、知らない間に感染し、人にうつしてしまっているというケースもあるようです。
そのため、新型コロナが疑われる患者に接する医療従事者は、マスクや防護服など、感染症対策をしっかりとする必要があります。そして、免疫力を高めて、自分自身が感染してしまわないように、細心の注意を払って対応にあたることが重要です。
新型コロナウィルスは未知のウィルスであるため、まだまだ分からないことが多く、特効薬やワクチンもありません。ですから、慎重に対処しなければなりませんが、世間には間違った情報も多く流れてしまっています。ですから、医師や看護師などの医療従事者は、ソースのはっきりしている現時点での正しい情報を常にアップデートし、発信していくことも大切な業務だといえるでしょう。
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